「早百合ちゃん?」 あのあとすぐにホテルに戻り、二人でベッドに寝ころんでいると彼から話しかけられた。 「さっき早百合ちゃんのお母さんに言ったこと、本当だからね?」 私は、体を起こして彼を見つめる。 「早百合ちゃん、結婚しようか」 突然の言葉に声が出せない。 「俺のお嫁さんになってくれる?」 涙があふれて、慎悟さんが見えない。 私は、首を縦に一生懸命振って応える。 慎悟さんは照れ臭いみたいで私の顔を隠すように抱きしめてくれ、キスをする。 ――好きだよ。 *Fin*