聖夜に言われてイオンも中を見てみた。
たしかに消えていた。
「屋根の修理もこんな感じでいいでしょう」
そう言ってイオンは道具を片付けだした。
聖夜は道具が飛ばされないようにささえていた。
「アリス様が心配ですし、館内に早く入りましょう」
「はい」
イオンが館内にはいるためアリスと同じようにパチンッと指を鳴らした。
しかし
「あれ・・・?」
二人は館内ではなく、雨風が強く吹き荒れる台風の中屋根の上にいた。
「イオンさん、どうしたんですか?」
聖夜の隣で何回か指を鳴らしていたが、やめてなにかを考え込んでいた。
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