「わざわざお出迎えしてもらってわるいけど、私は行かないわ」
アリスにはまだ、図書館でやらなくてはならないことがたくさんある。
−この物語を終わらせるわけにはならない。
「最初の時と態度が違うな・・・。あの頃は早く終わらせたいってビービー泣いていたのに」
うんうんと頷きながら言った。
「いつの話しよ・・・。とにかく、私は行かないわ。ローズとナルにもそう伝えて・・・」
「それはダメ」
−やっぱり・・・
アリスは心の中でそう思った。
帽子屋はどんなてを使っても、依頼を最後までやりとげる。
依頼者からすればいいが、相手からすれば厄介な人物だ。
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