実際そこにはもう、聖夜はいなかった。 「あ?」 聖夜は図書館に戻っていた。 「時間よ」 目の前にアリスが紅茶を飲みながらソファーに座っていた。 「おい。ここに楓莉がきたのか?」 カチャッと音をたててカップを置いたアリスはいった。 「来たわ」 「なにしにあいつはここへ来たんだよ!」 聖夜はアリスに詰め寄った。 ・