でも・・・ 自分の絶対的な強運のせいで代わりに楓莉が死んだ。 自分が死んで楓莉が生き返るなら・・・自分の命は惜しくない。 聖夜はそう思った。 「わかった。俺の命をおまえにやる」 「そう。それじゃ・・・イオン」 「はい」 イオンが現れた。 手にはさっきまで持っていた青い薔薇ではなく、ライターと聖夜の真っ白な本だった。 ・