驚いたアリスはばっとイオンから離れた。 「・・・騙したわね」 「アリスからいい匂いがしたからさ。ついつい」 「つい、ねぇ・・・?」 怒りと呆れをたした表情をしたアリス。 「ねぇアリス」 「何よ。エロウサギ」 腕組みをしたアリスはちらっとイオンを見た。 「・・・兎は、寂しいと死んじゃうんだ」 「?何を言い出すの」 イオンはアリスの髪を指に巻き付けたりして遊びながら話していた。 「アリス、君はあの時俺を追いかけて来た」 「・・・」 何時もと違うイオンの様子に、アリスは静かに聞いた。 ・