思いもよらなかった言葉に、アリスは目をぱちくりとした。 「イオンにはキスして、俺にはしないんだ」 イオンはアリスの顔を覗き込むように、ズイッとアリスに近づいた。 「あ、貴方は私の執事でしょう?協力して当然よ。それに貴方は私を裏切るような真似を・・・」 「まだ根に持っているの?あれは嘘だからいいじゃんか。 なんでアリスのほうが不機嫌になんのさ」 アリスはイオンを軽く睨んでいた。 「とにかく、貴方にお礼なんてないわよ」 フイッとアリスは顔を横に向けた。 ・