アリス図書館






半年間、今まで過ごした聖夜。








最初はふざけんなっと思っていたが、いつしかこんな生活も楽しいと。









そう思うようになっていた。












−でも、楓莉には会いたい・・・















最後に妹の楓莉に会った時、楓莉を泣かせてしまった。





自分が勝手なことをしたから、泣かせてしまった。









早く戻って安心させたいと思っていた。






















−ここに残りたい




−戻りたい


















二つの考えが、聖夜の頭の中でぐるぐるしていた。














「はぁ〜・・・」








大きなため息をはいて腕を動かそうとした途端。











「ん・・・」








「は?」












腕のところをみると、エインセルが聖夜の腕に寄り掛かって寝ていた。