甘い薔薇の香が辺り一面に広がっていた。 「スゲッ・・・綺麗な庭だな」 聖夜が辺りを見回しながら歓声をあげた。 「あら、ねぇアリス。あれって・・・」 エインセルが指差した場所には、一人の人物が立っていた。 「あ、アリス!?」 その人物に向かってアリスは一人すたすたと歩いた。 「・・・ねぇ」 アリスが話しかけると、その人物は振り返った。 ・