アリス達がやってくる前にローズはイオンに、心を支配する魔法を使った。
「これからはずっと、イオンは私のもの・・・」
ドカッ−
「った〜・・・」
攻撃からの衝撃でアリスは壁に背中を打ち付けた。
アリスの身体には所々に傷が出来ていた。
一方のイオンには、頬にかすり傷程度しかついていなかった。
「もうそろそろGame overする?」
イオンはそう言いながらアリスの前にしゃがみ込んだ。
「・・・しないわよ」
−悔しい
それがアリスの思っていること。
イオンに勝てないことに。
そして、ローズにイオンを奪われたことに。
ただ、そう思っていた。
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