アリスは銃をもっていた。 イオンも銃をもっていた。 「アリス、このまま図書館に戻ってほしいんだけど・・・ダメ?」 「今まで執事をしてきた貴方ならわかるでしょう? 答えはNOよ」 互いに銃口は相手に向けたまま。 「なんのために図書館の司書をしていたと思うのかしら? この物語を終わらせる為よ」 表情を崩さず、ただまっすぐにイオンを見つめるアリス。 「・・・はあ。ここで闘ったら、俺の意味がないんだけど」 「は?」 ボソッと呟いたイオン。 その声はアリスには届かなかった。 ・