アリスを見つめていたローズの視線が、急に聖夜に向いた。
あまりにも突然なことに聖夜はびくっとした。
「絶対的な強運の持ち主。ふふっ、そういう特別な力をもったものは、神に使える私にこそ相応しいわ」
ローズが言っていることが理解出来ない聖夜はアリスに答えを求めるかのようにアリスを見た。
それに気付いたアリスは、意味を理解していたから説明をしだした。
「イオンだけじゃなく、絶対的な強運の持ち主の聖夜も手に入れようと、ローズは思っているのよ」
「はあっ!?」
聖夜の驚きとは逆に、落ち着き払ったアリス。
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