優しかったローズ
アリスにとってローズは、自慢の姉だった。
「今イオンをローズに奪われちゃ困るわ。
絶対に取り戻すから・・・」
それを聞いたエインセルはクスッと笑った。
それを逃さなかったアリスは、怪訝そうな顔をして見た。
「なにかしら?」
「ううん。
ただ、アリスは本当にイオンが好きなんだなーって」
ニコニコと笑いながらエインセルはアリスを見た。
「・・・別に」
フイッと横を向いたアリス。
「アリスさんって、素直じゃないな」
ニヤニヤ笑いながら聖夜はアリスの後ろ姿を見つめていた。
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