「ちょっと聖夜っ!どうすんのよっ!アリスがおちたわよっ!?」
そう言ってエインセルは聖夜の耳を引っ張った。
「いってーなっ!
おまえこそどうにかしろよっ!」
「どうにもならないから言ってるんでしょっ!?」
アリスが落とし穴に落ちてから言い合いを続けていた聖夜とエインセル。
「だいたい妖精のくせに魔法は使えないのかよっ!?」
「使えるわよっ!
ただまだ使う時じゃないから使わないだけよっ!」
「あなたたち、さっきから何を言い争っているのかしら?」
「・・・」
「・・・」
言い争っていた二人の動きがとまった。
「どうしたの?」
「「アリスーーーーっ!?」」
見事に二人の声がハモった。
・



