今とは違い、あどけない表情で笑っているアリス。
「なんで・・・?」
その時−
「アリス−ッ!!」
「あっ、姉さん」
くるっとスカートの裾を翻しながら声のしたほうを見たアリス。
続けて今のアリスも見た。
そこにいたのは、朱いストレートの長い髪をしたローズだった。
「なんなの?ここは・・・」
「ここは、貴女の記憶の世界」
「ッ!!!??」
いきなりの声に振り返ったアリス。
そこでみたものをアリスは今日1番で驚いた。
「ロー・・・ズ?」
アリスが見たローズは、アリスと同じ十七歳くらいのローズだった。
イオンがあったほうのローズだ。
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