木の枝から地面に軽やかに着地したアリス。
「こんな奴ら、私達がやるほどのものたちじゃないし。聖夜に任せてもいいかなって思って」
エインセルがうーんっとのびをした。
「それに今ここで魔力を使えば確実にナルにばれるわ。屋敷にはいるまではあまり使いたくないのよ」
ナルにあうといろいろ面倒なアリスはナルには気付かれたくない。
だから屋敷の近くに移動はせず、少し離れた場所に移動したのだ。
「でも、ローズも用心深いのね?こんなところにも兵士をおいとくなんて」
「今はイオンを手に入れたから・・・。私達に奪われないようにじゃないかしら」
離れたところに見える屋敷を見つめるアリス。
離れた場所からでも、綺麗なバラ園が見える。
アリスはその薔薇達を、悲しそうな瞳で見ていた。
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