「物語の結末に待ち受けるものは、Happy endとは限らない」 ローズはそう言った。 「・・・」 イオンは黙ったままローズを見つめた。 「アリスの記憶の本を隠したのは、おまえだろう?」 「・・・ええ」 「アリスは俺が隠したと思っている」 たしかにアリスはイオンによく問い詰めていた。 自分が何故図書館で司書をしているのか 自分に何があったのか どれもイマイチわからない。 思い出そうとしても霧がかかっているように思い出せない。 ・