まだ微かに霞む視界を何度か瞬きをし、額をおさえながらゆっくりと起き上がった。 数回頭を振ったイオンは、背後に気配を感じた。 「っ、おまえは・・・」 イオンの瞳にうつった人物は・・・ 「久しぶり、イオン」 やわらかい笑顔を向ける、十七歳ぐらいの・・・ローズだった。 ・