アリス図書館






パシッ−







なにかが弾けたような音が室内に響いた。










スルッ−






アリスがチョーカーを引っ張ると、今まではずれなかったチョーカーは、いとも簡単にはずれた。










「ありがとうエインセル」








アリスはニコッと笑いながら言った。








「それじゃ、聖夜」









聖夜のほうに振り向いたアリス。




その拍子に長い金色の髪が宙を舞う。









「んあ?」







「屋敷へと戻るわよ」







「もうかっ!?」










てっきり明日に行くのかと思っていた聖夜は驚いた。









「本当は最後まで待つつもりだったけど、物語は終わらせるわ」







「ヘ?」









どういう意味なのかわからない聖夜は首を傾げた。