アリスがめくったと同時に、光の玉が飛び出てきた。
それは聖夜の周りをふわふわと飛んだ。
「わっ、なんだよコレッ!?」
蝿をはらうように聖夜が手をふっていたら、そのひょうしにあたってしまった。
「キャッ!痛いわねぇ!何すんのよ!!」
「はっ?喋った!?」
すると光の玉は消えて、代わりにそこには開いた携帯ぐらいの大きさの人が浮いていた。
背中に透き通るアクアマリン色をした羽をつけていた。
それはさっきアリスが開いた本の表紙に描かれていた妖精だった。
「なっ!?ななななんっ!!」
驚いた聖夜は何を言っているのかわからない。
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