アリスは一冊の本を取り出した。 その本の色は・・・虹色だった。 「あ、セツが探していた本だ」 ビビは段ボールに座ってあくびをした。 「あっ!そこにあったのか!?でもさっきは・・・」 セツが悔しそうに、でも不思議そうに喚いた。 「この本は・・・エインセルは気まぐれだから」 そういうとアリスは本の表紙を開いた。 表紙には、藍色をしたふわふわの長い髪と瞳、とんがった耳をした妖精が描かれていた。 ・