「アリスッ!」 廊下の向こう側からイオンが走って来た。 後ろには多数の執事、それにナルがいた。 「聖夜っ!アリスと手を繋げっ!」 「はいっ!」 聖夜は突然のことに戸惑いながらも返事をし、アリスの手をとった。 何をするのかわからない聖夜にたいしてアリスはわかっていた様子。 聖夜の手を握り返したアリスはイオンのほうに手をのばした。 「逃がすかっ!」 そう言ってナルがイオンに向かって パチンッ− と指を鳴らした。 ・