ふぅっとアリスはため息をつくと、パチンッと指をならした。 「イオン。D−1から聖夜の本を」 するとどこからともなくイオンが現れた。 顔の横にもってきた右手には、真っ白な本が握られていた。 「この本でいいんですよね?」 イオンはアリスのもとへ行きながら言った。 アリスはその本を受け取った。 「ええ。あら、あなたの本だったの」 そう言ってアリスは聖夜と本を交互に見た。 ・