さっきまで赤い絨毯だったのが、今アリスが歩いている絨毯は白い色だった。 「神殿はもうすぐかしら」 随分昔の家だからアリスは記憶の糸を探りながら考えた。 神殿に続く廊下には白い色の絨毯があった。 アリスの家は、代々神に祈りを捧げる家系だった。 だからアリスの屋敷には神殿がある。 「ここよね・・・」 アリスが見上げたところには、真っ白な扉だった。 聖夜の記憶の本と同じような色だった。 ・