眠っていたアリスは、近くに気配を感じた。 子供の頃からアリスは気配に敏感だった。 『だ・・・れ?』 アリスが目をあけると、そこにいたのは家族ではなく、真っ白な毛並みをした兎だった。 その兎はぴょんぴょんと跳ねながら庭の奥に進んで行く。 『あ・・・待って!』 この時ほうっておけばよかったのだが、何故だかアリスはついて行きたいと思ったのだ。 ・