スッとアリスは立ち上がった。
「どうしたんだいアリス?」
「帰るのよ。ここにいたくないの。さよなら」
パチンッ−
「なっ!」
アリスが鳴らそうとした途端、首に黒いチョーカーがつけられた。
赤い薔薇が真ん中についていた。
「それは魔力を封じるチョーカー。僕にしかはずせないから」
アリスの前に来たナルはチョーカーを指差しながら言った。
「・・・ローズは?」
アリスは半ば諦めた感じにナルに聞いた。
「さあ?でも、君なら捜し出せるんじゃない?ここは君の城なんだから」
「帽子屋も貴方も、思い出話がすきだこと」
アリスはそういうと部屋からでていった。
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