そう言った私に優しい笑顔を見せる。 つ、つーか… ただのぬいぐみに何千円使ってんのか…。 そんなバカらしさに呆れる。 でも…すっごい嬉しかった。 「…虎、俺もらっていい??」 「へ…??う、うん…。」 私がそう言うと、亮馬は虎のぬいぐるみを私のうさぎの隣に並べて見せた。 「オソロだな!!」 ドキッ… そう言って笑う亮馬が、愛しくて… 愛しくてたまらなかった。