(sideゆいの母)

開始まであと1時間になり、あたしと夫は避難をする為我が家を出る事にした。


可愛い我が子を置いてーー…。


ゆいは参加する為、動きやすい服に着替え、バックに何やら詰め込んでいる。


ゆい、、、、。


あなたは…一体誰を殺すつもりなの?


無理やり止めさせれなかったのは、あの子の目が酷く冷たくて無だったから。


あの子はもう、、覚悟を決めている、そう気づいたの。

無理だと感じた。

このままあの子を連れていくのは。