平和祈念作品集

私は日本で生まれ育って、
日本から出たことがないので、
「平和」と言われた時にまず思い浮かべたのは、
第二次世界大戦(WW2※)でした。
今回の企画に参加する前に、
広島・長崎の「原爆の日」に
ブログで「平和」について語っていましたし、
8月になると、戦争特集番組が放送されるので、
ついついWW2に目が行ってしまいます。
でも、
たとえば、アメリカの方にとっては、
9・11かもしれません。
中東の方にとっては、
湾岸戦争かもしれません。
現在、イラクで起こっていることかもしれません。
人それぞれです。
きっかけが何であれ、
「考える」ことが大事ではないかと思います。

あとひとつ。
エッセイの冒頭で書いた、
ペルーの人質事件。
「平和」の概念については、
新聞かテレビあたりで見たのではないかと思います。
それを見た時に、ショックを受けました。
「ひょっとして、日本人は平和ボケなのでは?」
そう思ったのも事実です。
有事が起こった時に取る、
日本の、政府の対応。
これについての考えも、人それぞれだと思います。
最近になって、気付きました。
「ひょっとして、争いを避ける方向に進めたいのでは?」
戦争だけではなく、
国の間のいざこざも。
とはいえ、政府が出すお金は、税金です。
自衛隊だって、国の組織である以前に、国民の集まりです。
国民が納得いくような使い方・説明をしてほしいと
心から思っています。


※ローマ数字が入力できなかったので、アラビア数字で表記しています。ご了承ください。