照れくさくてなにも喋れなくなるかなと思っていたが、サキとおれは自然に打ち解けることができた。 おれは頭を下げていままでついてきた嘘を暴露した。 サキとチャットしたシバは6人もいたこと。 シバ1号である自分は仕事が忙しくて週に一度くらいしかチャットできなかったこと。 他のシバ達にはサキのお兄さんだと偽ったこと。 「一人だけじゃなかったの?」 「ごめん」 「高校一年生じゃないことはなんとなくわかっていたけどね。あの小説は高校生には書けないよ」