彼女の嘘と俺の嘘



 誰が使ったかわからない3つ隣の扉のハンドルに引っ掛けてあったタオルで頭を拭き、個室に戻った。


 紙袋からトレーナーを取り出し、手早く着替える。


 そして、ノートに付け加えた。


【白血病という病気はそれほど甘くないと思う。

となると、これからサキとの通信手段はケータイ。

サキがケータイの番号やメルアドをほしがるのは時間の問題。

次のステップへ進む資格があるのはシバ1号であるお兄さんだけだと思う。

気づかれないようにがんばってください!

今回のチャットで様々な約束をしてしまいました。

申し訳ありません。

シバ5号より】