彼女の嘘と俺の嘘



 おれはチャットをするもうひとつの目的を果たすため、本題に突入した。


シバ> サキは小説とか読む?


サキ> たまにね


シバ> 実はネットで小説を公開してるんだ


サキ> へぇ~すごいね


シバ> 『君は小説家!』というPCからでもケータイからでも見れるサイトで、作者名は『シバ』だから探してみてね


サキ> うん、わかった


シバ> 読んでくれるの?


サキ> 暇を見つけて読んであげるよ