彼女の嘘と俺の嘘



シバ> 一方的に別れを告げたのは無責任すぎた


『シバは悪くないよ。私があんな伝言を書いたのがいけなかったんだから』


シバ> あの伝言のことはもういいよ


『許してくれるの?』


シバ> うん

 サキの声は麻薬で、おれは迷うことなく返事を打ち込む。


『シバは心が広いね』


シバ> ぼくはサキに甘いから


『ハハハ……』