「何いきなり
教室からなに出てきてんだよ。危ねぇだろ」

俺は、少し
陸斗を睨んで言った…
つもりだったが
陸斗には、
こんな睨み方じゃ
ひるまない。

「おぉそうだ!そうだ!
俺お前に用事があったんだよ」

陸斗が
曲がっていた
背筋をピンッと
伸ばして言う