やっばぁ…もう走る気力が無くなってきた…… なのになんで蓮は汗一つかかず走ってるの??しかも、私に合わせて走ってるし… 「ねっぇ…な…んでそんなに、余裕っなの……?」 走って息が上がってるため、言葉が途切れながらになった 「ん―…男の方が体力あるからじゃん?あっ校門閉まってる!?」 ウソ!?せっかく走ったのに遅刻するなんて… 「まだ遅刻じゃないよ。藍、ちょっとゴメン」 「えっ?」 私の返事と同時に体が浮いていた .