王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜

「はい、七海ちゃんに質問です!」



七海ちゃんは、きょとんと振り返る。



「なんですか?」



あたしは、深呼吸してから話しかけた。


「桐原先生の妹?」



「そうですけど……」


え?桐原先生ラブなんだよね?なのに、桐原先生の妹?え?意味分からないけど。



「お隣のお兄ちゃんが桐原先生?」



「はい、桐原先生は私の兄で、私が小学生の時にお隣に引き取られたんです」



そう言って七海ちゃんは、嬉しそうな表情になった。



「これって、私と血が繋がってないって事ですよね?」



「え?」



イヤ、ただ養子に行っただけなんじゃないかな。桐原って名字も同じだし。親戚か分かんないけど……



だけど、あたしは言えなかった。その事を……後桐原先生は別の人にラブだと言う事を……



風華先生ラブなんだと言うことを……



あたしはどうしても言えなかった。キラキラした表情の七海ちゃんは、あたしが先生を見るような瞳だったから。



余計に言えなかった……