数日後あたしは、いつものように、保健室にやって来た。



するとそこには、あの女が居たのだ。トモと言う例の女が……



「……」



ガラリとドアを開けたは良いが、入りにくい。すごく……



なんか言われそうだし。あたしの好きな人は先生だけなんだから!



担任なんてあたしは、なんとも思ってないっつーの!



それに、あたしは今、あの封筒が気になっていた。先生ってホストしてるのかな?


絶対あれって、札束だよね?あんな代金ポンともらえるなんて、ホストの職業しか思い付かないし。


「あら……こないだはごめんなさい」



ホストなのかな?頬にキスしてたし。口じゃなくて良かったけど……



「ごめんなさい」



どうしたら、教えてくれるんだろう?



「ちょっと聞いてる?」



え?



トモは、一人腕を組ながらあたしを睨みつけている。



トモの横には、さっきは気付かなかったけど、誰かいるみたいだ。