王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜

「俺も、お嬢さんなら大歓迎だから」



また鼓動が高鳴った。なんで、先生はあたしの鼓動を高鳴らせる天才なんだろう?



どうして先生は、そんな嬉しい事言ってくれるんだろう?



あたしの事ただの罰ゲーム仲間なのに……あたしと担任が、わざとだって気付いたら先生はなんて思う?



「ちっ……」



そう思った時だ。ヒュンと音がしたと思ったらバリーン!!と窓ガラスが割れたのだ。



とっさの出来事にあたしは、戸惑ってしまう。
だけど、間一髪先生が気づきあたしは、なんとか助かった。


先生の腕の中で、あたしは震えていた。


先生のスーツから、タバコの匂いがする。その匂いを嗅いでると、何故か安心できた。



窓際には、ガラスの破片が飛び散っている。
先生は、あたしの頭を撫でると、大丈夫か?と優しく問い掛けてくれた。



あたしは、ただ頷くしか出来なかった。


ただ、黙って先生のスーツを握り締めていた。