王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜

｢いやぁ～毎日悪いな？俺が、王様で｣



そう言いながら担任は、紙を一枚引く。


｢ボーズのクセに……｣



ぼそっと風華先生が呟いた。
あたしの隣に腰掛けていた為、丸聞こえだった。



序でに言えば、あたしのもう片方の隣に担任が座っている。でっ、担任の反対側には、先生がいつも座る。



風華先生の反対側の隣は、桐原先生と言うわけだ。



保健室の隅に置いてある大きな机を出して、座っているわけ。



風華先生が、保健室の先生だったから、バレたって言えば一番早い。



担任が、保健室でしようなんて言わなければ風華先生に見つかるなんて間抜けな事にはならなかったし。