「もどりました~」
やっぱり室内は最高。
文明万歳。
あ、でも極力地球にやさしい省エネエアコンにしなきゃね。
自然は有限で、まして人だけのものではないのだから。
うん。
いいこといったわたし。
「お、おぉ、帰ったか。ゴクロウサン」
出迎えてくれたのは草にぃ。
どうやらわたしたちが出てる間にきたらしい。
「あ~。なんだ。そうだ。ちょっとふたりとも裏にゴミ出してきてもらえっかな」
んん?
「別にいいけど……」
「お~頼むなぁ~」
おかしい。
わたしの“乙女の第6感”が敏感に反応を示す。
「草にぃ」
「うぇっほぃっ!?」
ほら、明らかな動揺。
かといって何か隠してるとしても草にぃのことだ、教えてはくれないに違いない。
さてどうしてくれようか。
「叔父さんは?」
「ん? あ、あぁ今ちょっと休憩中だ」
「ふぅん……」
「な、なんだよ」
冷や汗だか脂汗だかをだらだらと流す草にぃ。
とりあえずわかったことがある。
「別に。八重ちゃん、いこ」
「う、うん」
草にぃって間違いなく嘘がすぐバレるタイプだよね。
まゆねぇ、大丈夫。
草にぃは絶対に浮気とか出来ないから。
うん。


