カナメは、サラサラの砂地に 無数に突き出した黒い木の上にいた。 黒い木は、 この地に生える、 清めの生命体だといわれている。 ”不浄”の塊の龍が 地面に落ちると、 そこから芽を出し、 爆発的に成長して、黒く枯れる。 それが”浄化”のサインだ。 と言われている。 実際にヒルすらそのどの瞬間も 目のあたりにしたことはなかったが。 それはもろく崩れやすい。