小山田は答えず、ボロボロの体でこちらを見つめるだけ。
「……」
「……」
一体、どの位時間が経ったろう。
私はその間ずっと死を意識してたのだけど、小山田は最後まで何もせず、いつの間にか消えてしまった。
小山田が消えるとパチパチと電気がつき始めて、そこでやっと安堵の息が漏れた。
「無事…か?」
「…一応」
しかし、汗だくだ。
私だけじゃない、三田村も汗だく。
それに喉が渇いた。けどそれを誤魔化す位に疑問が満ちている。
「あれが、呪いなの?」
怖くはあったけど、私は生きてて、何かしたと言ってもただ怖がってただけ。
三田村だって睨みつけてただけ。
「……」
「……」
一体、どの位時間が経ったろう。
私はその間ずっと死を意識してたのだけど、小山田は最後まで何もせず、いつの間にか消えてしまった。
小山田が消えるとパチパチと電気がつき始めて、そこでやっと安堵の息が漏れた。
「無事…か?」
「…一応」
しかし、汗だくだ。
私だけじゃない、三田村も汗だく。
それに喉が渇いた。けどそれを誤魔化す位に疑問が満ちている。
「あれが、呪いなの?」
怖くはあったけど、私は生きてて、何かしたと言ってもただ怖がってただけ。
三田村だって睨みつけてただけ。



