「うるさいね。私は、そこの黒髪に用があるんだよ!」 びしっ、と指さす先には、バート。 が、それに憤慨するのは、むしろアシュレイの方だった。 「なんだよ、バートは何もしてないじゃん!」 今にも噛みつかんばかりに、声をあげる。