それから、十年ほどの年月がたっている。 変っていて、当然ではあった。 「ああ。アッシュなんて特に、だな」 イヴンが笑い、 「え、僕?」 急に名指しされ、アシュレイが振りかえった拍子に、馬車の進路が右に傾く。