【連作】半熟騎士の日記帳 Season2

真っ赤に輝く取れたてのそれを、何度も蜜に漬け込み、これでもかというほど甘くした食べ物。

想像して、バートは、胸を押さえる。

こころなしか青ざめた表情で、彼は、呻くように言った。

「う……。なんだよ、それは……」