思わぬ反応だったのか、アシュレイが近づいてきた距離分きっちり後ずさる、バート。

「アシュ……レイ……?」

「アッシュ! アッシュでいいから!」

「え……。……でも……」

困ったような口振りで、バートは、やんわりと拒絶する。