缶ビールを飲みながら、あたしはレンにお礼を言った。 「ミユ、しばらくまた忙しくなるから。」 「うん。」 「家にもあんまり帰って来れないかもしれない。」 「そっか。」 「仕事が一段落したらまた母さんのとこに行こうと思ってるんだけど、一緒に行くか?」 「いいの?」 「うん。」 「行きたい。」 レンがまた、あたしをお母さんのとこへと誘ってくれたのがすごく嬉しかった。 あまり笑顔を見せる事のないレンだけど、お母さんの前では柔らかい笑顔を見せてくれる。 また、あの笑顔が見れるのかな?