そこらじゅうに、ビールの空き缶が数え切れないほどに散乱している。 服も脱ぎ散らかしていて、今のレンの生活がかいま見れた気がした。 少しだけ扉の開いた寝室を覗き込むと、そこにも服が脱ぎっぱなしで空き缶も放置されている。 室内にはレンの姿がなく、一つ息を吐いてあたしは空き缶を拾い始めた。 ついでに、脱ぎっぱなしの服も集めて洗濯機を回す。 黙々と部屋の掃除をして、一時間もすれば綺麗に片付ける事が出来た。 何だかあたしは、通い妻みたいな事をしているなと自嘲してしまう。