わたしの恋愛対象 ~あなたとの場合限定~

竜斗はドアに手をかけた。


ギュッ…


「!?」


私は竜斗を後ろから抱き締めた。


「私の前で…大人ぶんないでよ…アンタはまだ中3のガキなんだからったまには人に頼りなさいっ…」


「…」


「私の前では…泣いても良いんだよ?」


私は泣きながら言った。なぜか…涙が出てきた。


「…っ何でお前まで泣いてるんだよ…」


振り向いた竜斗の目は真っ赤で…


そう言った声は
震えていた。