男の姿はもう見えなくなっていた。 泣きたくなくても涙が次々に溢れてきて止まらない。 しかも立てない。 「~っ…」 店の真ん前で座りこんで泣いてる私を通りすぎる人は冷たい目で見てくる。 でも… どうしようもなかった。 泣き止めないし立てもしない。